■[A送料] 送料込※ 宅配便120〜160サイズ(ゆうパックまたはヤマト宅急便)
(注)※北海道・沖縄は送料が別途かかります。複数購入時に、代金合計の送料が正しく計算されていない場合があります。ご注文後に、合計金額を訂正した正式な受注メールをお送りしますのでご確認ください。
【サイズ・素材・その他詳細】
サイズ(約):全長約123〜130cm※/穂先幅31cm(縛った部分の幅20m)/穂先奥行10cm(縛った部分の奥行3cm)
穂先:棕櫚繊維(本鬼毛・タチケ・タイシ)/柄:黒竹(和歌山県日高町産)、またはヒノキ(国内産)-艶なしガラス質塗装/ 結束材:銅線(エナメル線)、蝋引き麻糸(黒褐色)または麻糸(リネン色)/銅鋲または真鍮鋲/真鍮釘/藁/竹
重量:約580〜750g(持ち手の柄素材の重量の個体差が大きく、箒重量にも個体差があります)
※箒の全長は通常、箒を使う人の身長に対応した標準サイズで製作します(全長は特注も可)。サイズ・重量は、自然素材を用いた手作りのため個体差があります。
【意匠/デザインはA〜Eの中から選んでください】
棕櫚箒の穂先を縛る素材は、糸は蝋引き麻糸(黒褐色)または麻糸(リネン色)、銅線はエナメル線を使用しています。
いずれも10年以上の耐久年数が見込まれる丈夫な素材です。
「銅線」「黒褐色麻糸」「リネン色麻糸」の組み合わせA〜Eの中から、お好みの意匠・デザインを選んでください。
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【リネン色麻糸の仕様・糸材を変更しました】
2019年4月からリネン色麻糸巻きに使用する糸材を変更しました。現在、商品画像は旧仕様(蝋引き麻糸・リネン色)のまま掲載していますが、実際はもう少し明るい生成り色の麻糸になります。商品画像は順次、新仕様に変更していきます。
【柄(え)・持ち手は2種類から選んでください】
棕櫚箒の持ち手は「黒竹柄」「ヒノキ柄」のどちらかを選んでください。
黒竹は和歌山県日高町産です。ヒノキは国産材で、艶のない自然な仕上りのガラス質塗装を施し、手垢などで木が汚れたり変色するのを防いでいます。無機質のガラス質塗装は白木の弁当箱や食器にも使われる安全な塗装方法の一つだそうです。
【この棕櫚箒について】→同型箒の製作風景:
「本鬼毛11玉長柄箒(箒師のしごと/棕櫚箒製作舎ブログ)」
【棕櫚箒】本鬼毛11玉長柄箒/修理しながら長く使える。11玉は広間向き(7玉・9玉・11玉がある)で、近年はご家庭用箒としてもよく使われますが、昔から寺社や旅館・料亭などで使われてきたサイズです。本鬼毛箒はあまりに手間と時間のかかる製法のため、ここ数十年間はほとんど作ることが出来なくなり、将来も製作不可能といわれていましたが、「本鬼毛箒」は元々は「鬼毛箒」とよばれていた箒で、棕櫚箒の中で最も上質で耐久性が高いとされています(現在は、製法・原料の異なる棕櫚繊維箒(=タイシ箒)が「鬼毛箒」の名で一般的に流通している)。1枚の棕櫚皮に10本前後含まれる本物の「鬼毛」と鬼毛に準ずる性質の繊維「タチケ」を、手で1本ずつ抜き数千本余りを集め揃えて主原料にした棕櫚箒で、今となっては他に本鬼毛箒を製造している所はありません。「鬼毛箒(タイシ箒)」と比べると本鬼毛箒は繊維が太くコシがあり、柔らかいながらも穂先にバネのような弾力があり掃きやすいです。畳・フローリング用で、昔から特に「鬼毛箒は畳と相性がよい。長年使うと畳が長持ちし艶が出る」といわれています。フローリングや畳の目地の塵埃をかき出し、綿埃やペットの毛もよく集めます。(1本の本鬼毛箒には1万〜2万本の棕櫚繊維が使われているといわれています。本鬼毛箒は、表から見える繊維層に本鬼毛を使用した箒で、内部には本鬼毛ではない棕櫚繊維=タイシも少量使われています。内部まですべて本鬼毛で作る「総本鬼毛箒」という箒も別にあります。)
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同じ形で棕櫚材の品質が異なる「鬼毛箒(タイシ箒)」はこちら
【本鬼毛箒について】
→本鬼毛箒について詳しくは「鬼毛箒」 鬼毛箒・本鬼毛箒・総本鬼毛箒の違いページをご覧ください。
昔から「一生に3本あれば足りる」といわれるほど長持ちし、 修理をしながら長く愛用されてきた棕櫚箒が「本鬼毛箒」です。
あまりに手間と時間のかかる製法のため、今となっては他に「本鬼毛箒」を製造している所はありません。
当店では、1本の箒を作るのに必要な数千本余りの「本鬼毛・タチケ」という特別な棕櫚繊維を1本ずつ手で抜き集める伝統製法を再現し、通常の鬼毛箒の数倍の手間と時間をかけて、一旦途絶えていた古来本来の
「棕櫚本鬼毛箒」作りを続けています。
こうして製作した本鬼毛箒は、使うほどに畳やフローリングを磨くといわれ、大事に使えば数十年もつといわれる耐久性があり、もし多少傷んでも修理してまた長く愛用することができます。
→本鬼毛箒について詳しくは「鬼毛箒」 鬼毛箒・本鬼毛箒・総本鬼毛箒の違いページをご覧ください。
→皮箒について詳しくは「皮箒」-棕櫚の樹皮をそのまま束ねた昔ながらの棕櫚箒ページをご覧ください。