※総本鬼毛箒の価格は実費になります。
■[A送料] 送料込※ 宅配便120〜160サイズ(ゆうパックまたはヤマト宅急便)
(注)※北海道・沖縄は送料が別途かかります。複数購入時に、代金合計の送料が正しく計算されていない場合があります。ご注文後に、合計金額を訂正した正式な受注メールをお送りしますのでご確認ください。
【サイズ・素材・その他詳細】
穂先:棕櫚繊維(本鬼毛・タチケ・タイシ)/柄:黒竹(和歌山県日高町産)/ 結束材:銅線(エナメル線)、蝋引き麻糸(黒褐色)/銅鋲または真鍮鋲/真鍮釘/藁/竹
重量:約580〜700g(持ち手の柄素材の重量の個体差が大きく、箒重量にも個体差があります)
サイズ:全長約123〜130※/結束部分の幅20(穂先幅31)/結束部分の厚み3(穂先厚み10)cm
※箒の全長は通常、箒を使う人の身長に対応した標準サイズで製作します(全長は特注も可)。サイズ・重量は、自然素材を用いた手作りのため個体差があります。
【この棕櫚箒について】
総本鬼毛長柄箒11玉。
特別誂えの最上質の棕櫚箒を「寺社・祭壇用の箒」としてご紹介します。
総本鬼毛箒とは、穂先の表面も束の内側もすべて本鬼毛だけで作った寺社用の特別な室内箒です。棕櫚箒の最高級品で最も作る手間がかかり最も耐久性があり、古来本来の「鬼毛箒」といわれています。
本鬼毛(本物の鬼毛)は1枚の棕櫚皮から多くて10本前後採れる特別太く硬くまっすぐで艶のある丈夫な繊維。
職人が1本ずつ手選別して集めた本鬼毛だけを使って製作した畳・フローリング用の特別な棕櫚箒は「総本鬼毛箒」といわれます。
総本鬼毛長柄箒は幅の異なる3種類(11玉・9玉・7玉)があります。11玉は総本鬼毛箒のうち最も幅が大きい長柄箒で広間の掃除向きです。
本鬼毛を使った箒では「総本鬼毛箒」と別に「本鬼毛箒」があり、「本鬼毛箒」はご家庭用箒の最上質品です。「総本鬼毛箒」と「本鬼毛箒」の違いは、本鬼毛の量です。1本の本鬼毛箒には1万〜2万本の棕櫚繊維が使われているといわれています。「本鬼毛箒」は表から見える繊維層に本鬼毛を使用した箒で、内部には本鬼毛ではない棕櫚繊維=タイシも少量使われています。「総本鬼毛箒」は表層も束の内側も穂先はすべて本鬼毛のみで製作します。
1本の総本鬼毛箒を製作するのに必要な1万本以上の本鬼毛を抜き集め揃える工程だけで数十時間かかり、本鬼毛箒や皮箒の何倍もの時間と手間が必要です。こうして製作した総本鬼毛箒は使うほどに畳やフローリングを磨くといわれ、大事に使えば数十年もつといわれる耐久性があります。
【総本鬼毛箒について】詳しくはこちらのページをご覧ください。→「鬼毛箒」 鬼毛箒・本鬼毛箒・総本鬼毛箒の違い
昔から「一生に3本あれば足りる」といわれるほど長持ちし、 修理をしながら長く愛用されてきた棕櫚箒が「本鬼毛箒」です。
かつて、棕櫚箒のうち最も高品質で耐久性があるといわれた「本鬼毛箒」ですが、ここ数十年は原料が入手できず滅多に作られなくなり、将来は製作不可能といわれていました。今となっては他に「本鬼毛箒」を製造している所はありません。
当店では、1本の箒を作るのに必要な数千本から一万本以上の「本鬼毛・タチケ」という特別な棕櫚繊維を1本ずつ手で抜き集める伝統製法を再現し、通常の鬼毛箒の数倍の手間と時間をかけて、一旦途絶えていた古来本来の
「棕櫚本鬼毛箒」作りを続けています。
こうして製作した本鬼毛箒は、使うほどに畳やフローリングを磨くといわれ、大事に使えば数十年もつといわれる耐久性があり、もし多少傷んでも修理してまた長く愛用することができます。
→本鬼毛箒について詳しくは「鬼毛箒」 鬼毛箒・本鬼毛箒・総本鬼毛箒の違いページをご覧ください。