【棕櫚箒】皮小箒・荒神箒・卓上箒

皮小箒・荒神箒・卓上箒一覧画像
片手箒・手箒よりも小さい箒を「小箒」または「荒神箒(こうじんぼうき)」または「卓上箒」などとよんでいます。
その多くは手のひらサイズか、手のひらサイズの棕櫚穂先に柄(え)が付いた小箒です。穂先の素材は本鬼毛と鬼毛(タイシ)との3種類があり、サイズは1玉・3玉・5玉・6玉があります。

「荒神箒」という呼び名は、カマドの神様「荒神様」からついた名です。昔どこの家庭にもカマドがあった時代、カマドの傍には防火のお札のほかに、小さな箒が必ずあり、その箒は「荒神箒」とよばれるカマド専用の小箒でした。その荒神箒をカマド以外の掃除、例えば土間や棚の埃やゴミ掃除に使うことは「荒神様に失礼・バチが当たる」と信じられていて、子どもが知らずに荒神箒で土間掃除などをすれば大変厳しく叱られたそうです。

荒神箒に限らず、昔は家の中の場所によって複数の箒が使い分けられていました。例えば、神棚専用小箒、畳の客間専用箒、客間以外の部屋専用箒、土間専用箒など。その場所に神様をお祀りしているかどうか、とか、場所の「格」(客間か生活空間か等)によって箒を使い分けていました。



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