引き続き【棕櫚箒】本鬼毛11玉長柄箒を完成品の棕櫚箒の形に組み立てる「箒を合わせる」工程。画像1枚目は持ち手の柄と棕櫚の境界部分「柄付け(えづけ)の意匠」の製作途中。柄付けの意匠は、美しい棕櫚皮と蝋引き麻糸と銅線を巻いて…

棕櫚箒-本鬼毛長柄箒を合わせる
引き続き【棕櫚箒】本鬼毛11玉長柄箒を完成品の棕櫚箒の形に組み立てる「箒を合わせる」工程。 長柄箒両端の大きく太い玉「耳玉(みみだま)」をコウガイ(太い竹串)に通し銅線で巻いて固定し、持ち手の柄と棕櫚の境界部分「柄付け(…

棕櫚箒-本鬼毛長柄箒を合わせる
引き続き【棕櫚箒】本鬼毛11玉長柄箒を完成品の棕櫚箒の形に組み立てる「箒を合わせる」工程。一昨日、昨日、今日の3本が同じ箒になるように比較・微調整しながら製作を進めます。 これら3本分の本鬼毛11玉長柄箒の玉(束)は、2…

棕櫚箒-本鬼毛長柄箒を合わせる
引き続き【棕櫚箒】本鬼毛11玉長柄箒を完成品の棕櫚箒の形に組み立てる「箒を合わせる」工程。昨日合わせたのと同じ箒になるように比較・微調整しながら製作を進めます。白い紐は、銅線を縛るための仮締め用の紐「引き紐」です。 各玉…

棕櫚箒-コウガイ削りと本鬼毛長柄箒を合わせる
棕櫚箒作りに必要なコウガイ(太い竹串)が足りなくなったので、数年前に山から切り出し乾燥させておいた孟宗竹を割って作ります。コウガイは箒の種類・幅ごとに長さが異なり、今回は11玉長柄箒用です。鋸で切った孟宗竹を鉈(なた)で…

棕櫚箒-工房近隣の風景
近所の桜が綺麗です。こちら和歌山県紀美野町もあちこちに桜があります。春の花が山や川に映える美しい季節になりました。

棕櫚箒-本鬼毛荒神箒5玉トサカ型共柄
【棕櫚箒】本鬼毛荒神箒5玉トサカ型/共柄(ともえ)作り。卓上など手元の掃除に使いやすい手のひらサイズ(少し大きめ)の棕櫚小箒です。 「共柄(ともえ)」という箒は、持ち手に棒(黒竹柄やヒノキ柄)を付けない形の箒で、箒の穂先…

棕櫚箒-本鬼毛荒神箒3玉共柄と5玉トサカ型作り
昨日に引き続き【棕櫚箒】本鬼毛荒神箒5玉トサカ型/黒竹柄(短)作り。 続けて【棕櫚箒】本鬼毛荒神箒3玉共柄を作ります。共柄(ともえ)型とは、持ち手に竹柄や桧柄を付けずに棕櫚だけで形作った箒のこと、手で持つ所から穂先まで一…

棕櫚箒-黒竹柄の本鬼毛荒神箒5玉トサカ型
【棕櫚箒】本鬼毛荒神箒5玉トサカ型/黒竹柄(短)を作ります。卓上など手元の掃除に使いやすいサイズです。小さいながらも本鬼毛長柄箒と同じ原料(手で1本ずつ抜き集めた本鬼毛・タチケ)・同じ技法で製作します。画像は、将来の緩み…

棕櫚箒-棕櫚皮5玉手箒と鬼毛ミニ箒作り
引き続き【棕櫚箒】皮5玉手箒(片手箒)・特選作り。 続けて【棕櫚箒】棕櫚鬼毛ミニ箒・すり鉢用を作ります。私が作る3玉の小箒・荒神箒のうち一番小さいサイズです。 この鬼毛ミニ箒は元々は自宅用に、ゴマのあたり鉢(すり鉢)のゴ…

棕櫚箒-棕櫚繊維の毛ごしらえと棕櫚皮5玉手箒作り
朝から日差しが暖かく空気も乾燥していましたので、午前中は棕櫚繊維(タイシ)の下準備「毛ごしらえ」をしました。毛ごしらえには、画像1枚目の「毛捌き機(けさばきき)」を使用します。 師匠から受け継いだ伝統的な棕櫚箒の製造方法…

棕櫚箒-本鬼毛小手箒の仕上げ工程と皮荒神箒など
【棕櫚箒】本鬼毛5玉小手箒[階段箒]の仕上げ工程。熊手(くまで)をかけ、鬼毛製の仕上げブラシで箒を磨き、穂先を切り揃え、自然乾燥させます。 棕櫚皮を原料にした【棕櫚箒】皮荒神箒5玉トサカ型/共柄を作ります。卓上用など手元…