2019年も多くの方とのご縁があり無事1年を過ごすことができました。ありがとうございました。昨年を振り返ると、いくつか新しいチャレンジをした一方で自分が至らない事・反省する事がたくさんありました。気持ちを新たに精進してま…

棕櫚箒-本鬼毛長柄箒の仕上げ工程
引き続き【棕櫚箒】本鬼毛7玉長柄箒の 仕上げ工程。穂先を水で濡らし「熊手(くまで)をかける」工程 。短い毛や抜け毛などを取り除き、毛流れを整えたら、本鬼毛製の仕上げ用小箒(仕上ブラシ)で梳かし整える「箒を磨く」工程。その…

棕櫚箒-本鬼毛7玉長柄箒を合わせる
バラバラに製作してきた棕櫚本鬼毛の玉(束)を【棕櫚箒】本鬼毛7玉長柄箒の形に組み立てる「箒を合わせる」工程。 長柄箒中央の玉になる、黒竹柄を付けた「柄付けの玉(えづけのたま)」をこしらえ、 玉を順番にコウガイ(孟宗竹から…

棕櫚箒-本鬼毛箒の玉作り
あらかじめ1本ずつ抜き集め、昨日さらに選別した棕櫚本鬼毛・タチケを幾層か重ね束ね、【棕櫚箒】本鬼毛7玉長柄箒のパーツとなる玉(束)をこしらえる工程。 各玉に「足巻き(あしまき)」という部分を作るために、クジリ(千枚通し)…

棕櫚箒-本鬼毛箒の原料になる本鬼毛の選別
【棕櫚箒】本鬼毛7玉長柄箒をこしらえるために、原料となる本鬼毛・タチケの選別。あらかじめ毛ごしらえを済ませて自然乾燥させた「選別していない棕櫚繊維(=タイシ)」束の中から、原料となる本物の鬼毛(本鬼毛・タチケ)を1本ずつ…

棕櫚箒-鬼毛の毛ごしらえ
本鬼毛箒と鬼毛(タイシ)箒用の原料棕櫚繊維(タイシ)の下準備「毛ごしらえ」。入荷したままの棕櫚繊維は、梱包時の縛り癖が付き棕櫚粉など汚れも付着しているため、そのままでは棕櫚箒作りに使えません。水に浸け汚れを落とすとともに…
![棕櫚箒-本鬼毛5玉小手箒[階段箒]作り 棕櫚箒-本鬼毛5玉小手箒[階段箒]作り](https://shurohouki.jp/apps/note/wp-content/uploads/2019/12/20191202_4_shurohouki_700_525.jpg)
棕櫚箒-本鬼毛5玉小手箒[階段箒]作り
【棕櫚箒】本鬼毛5玉小手箒[階段箒]の製作。本鬼毛荒神箒は、小さいながらも座敷箒の本鬼毛長柄箒と同じ原料(手で1本ずつ抜き集めた本鬼毛・タチケ)・同じ技法で製作する本格的な棕櫚箒です。 この小箒は5玉(束)で全長50cm…

棕櫚箒-柄付き皮荒神箒3玉と5玉
長めの黒竹柄を付けた【棕櫚箒】皮荒神箒3玉と、短めのヒノキ柄を付けた皮荒神箒5玉トサカ型の製作。長めの黒竹柄の荒神箒は全長50cm程なので高い所や低い所・隙間や階段などの掃除に、短めのヒノキ柄の方は全長35cm程で卓上用…

棕櫚箒-本鬼毛箒の原料になる本鬼毛の選別
本鬼毛箒(棕櫚繊維の中でも特別太く硬い本物の鬼毛だけを1本ずつ選り集めて作る棕櫚箒)の原料になる本鬼毛・タチケを、未選別の棕櫚繊維(タイシ)束の中から1本ずつ抜き集め、数種に分類しながら揃える選別工程。

棕櫚箒-鬼毛箒=タイシ箒を合わせる
引き続き 【棕櫚箒】鬼毛(タイシ)9玉長柄箒作り。 バラバラに製作してきた玉(束)を順番にコウガイ(太い竹串) に通し、完成品の箒の形に組み立てる「箒を合わせる」工程。意匠は銅線巻で持ち手はヒノキ、柄付けの意匠はリネン色…

棕櫚箒-鬼毛箒=タイシ箒の玉作り
【棕櫚箒】鬼毛(タイシ)9玉長柄箒のパーツとなる玉(束)作り。「鬼毛箒(タイシ箒)」は、見た目の似ている「本鬼毛箒」とは主原料の棕櫚繊維が異なり、1本1本の棕櫚繊維までは選別せず、上質な未選別の棕櫚繊維を束ねて作る箒です…

棕櫚箒-棕櫚皮5玉手箒作り
今月は連日【棕櫚箒】棕櫚皮5玉手箒・上(じょう)作りをしています。意匠は銅線巻、持ち手は黒竹。複数回選別し吟味した上質な棕櫚皮のよいところだけを切り揃え複数枚重ね束ねて箒を作ります。 今年は、師匠が最後に納めてから数十年…