棕櫚箒-本鬼毛9玉長柄箒を合わせる

棕櫚箒-本鬼毛9玉長柄箒を合わせる

引き続き【棕櫚箒】本鬼毛9玉長柄箒のパーツ・玉(束)を、完成品の箒の形に組み立てる「箒を合わせる」工程。 あらかじめ黒竹柄に開けておいた穴に叩き込んだコウガイ(竹串)に、順番に玉を通してきつく縛って固定していきます。 「…

棕櫚箒-棕櫚繊維の毛ごしらえ

棕櫚箒-棕櫚繊維の毛ごしらえ

和歌山のこちらの地域は台風は幸い何事もなく過ぎました。山陰地方や九州は大雨とのこと、案じています。まだ時折激しい雨が降っていますが、明日の和歌山は久々に晴れ間も出るという天気予報を見て、急遽、棕櫚繊維(タイシ)の下準備「…

本鬼毛の選別と玉作り

本鬼毛の選別と玉作り

引き続き、鬼毛(本鬼毛・タチケ)の選別をしながら、本鬼毛9玉長柄箒のパーツとなる玉(束)作り。原料となる棕櫚繊維1本から選別して作る本鬼毛箒は、棕櫚箒作りの中で最も時間がかかります。その代わり、耐久性は最も高いのです。 …

本鬼毛箒の玉に足巻きをする

本鬼毛箒の玉に足巻きをする

本鬼毛9玉長柄箒の玉(束)作り。各玉に「足巻き」をします。足巻きの銅線を巻き終えたら、作業台に固定してある鉄板の上に乗せ、玄翁で叩いて平らに潰し形を整えます。 画像上部に写っている太針は「クジリ(千枚通し)」。クジリは、…

本鬼毛箒の玉に足巻きをする

本鬼毛箒の玉に足巻きをする

引き続き本鬼毛9玉長柄箒作り。玉(束)に一定の間隔で硬く銅線を巻き強度を高める「足巻き(あしまき)」をします。 足巻きは、棕櫚箒の持ち手(柄)と玉(束)をがっちり固定し、箒を丈夫で長持ちさせる役割があります。