本鬼毛7玉長柄箒のパーツ・玉(束)を完成品の棕櫚箒の形に「合わせる(組み合わせる)」工程。「足巻き」をした玉をコウガイ(竹串)に通し、縛って固定していきます。 本鬼毛7玉長柄箒の仕上げ乾燥をしながら、続いて棕櫚皮7玉長柄…

棕櫚皮の選別
まだ本鬼毛11玉長柄箒作りの途中ですが、今日は棕櫚皮を選別します。これらは地元の問屋さんが特別に仕入れてくださった上質な棕櫚皮なので、選別作業にもつい力が入ります。質やサイズ・使い道ごとに分けながら積み上げていきます。 …

棕櫚皮荒神箒を作る
仕上げ乾燥中の棕櫚皮荒神箒。棕櫚皮箒の穂先は、水で濡らしてから繊維状にさばく(ほぐす)ので、このように立てかけたり吊るしたりして仕上げ乾燥させます。 黒竹柄を付けた皮荒神箒3玉作り。画像右にたくさん写っているのが、小箒・…

皮片手箒の頭(アタマ)
棕櫚皮の手箒=片手箒の玉(束)作り。5玉のうち一番大きい玉(片手で掃く時に、体から一番遠い大きい玉)を「頭(アタマ)」、逆側の一番手前の玉は「押さえ(オサエ)」とよばれています。どちらも片手箒の構造上、特に重要な玉なので…

棕櫚皮を整える
棕櫚皮箒の玉(束)作り。棕櫚皮の繊維と繊維の間にある茶色の粉状の組織(「棕櫚粉」とよんでいる)が表面にたくさん付着している皮の場合、そのままでは作業を進めるのが難しいので、皮表面を手でこすって粉をザッと落としていきます。…

引き続き皮箒の自然乾燥と皮の選別等
引き続き皮7玉長柄箒を天日干しにて自然乾燥。逆さに立てた状態で芯までほぼ乾燥させたら、今度は吊るして乾かします。逆さに干して広がってしまっていた穂先が、しばらく吊るすと落ち着いてまとまってきます。 他には、また思うような…

皮長柄箒を合わせる
皮7玉長柄箒のパーツとなる玉(束)が出来たら、完成品の箒の形に組み立てる「箒を合わせる」工程に移ります。順番に玉をコウガイ(竹串)に通し固定します。

皮手箒をさばく
棕櫚皮5玉手箒の、箒穂先になる部分をほぐします。棕櫚皮箒の穂先を水で濡らしてほぐす工程は「捌く(さばく)」といいます。画像の熊手を使って手作業で仕上げていきます。 捌く工程は、師匠が若い頃に試行錯誤した結果、穂先を少しだ…

棕櫚皮の選別
皮箒に使う棕櫚皮の選別。これらは長柄箒と片手箒(室内用の座敷箒)を作るための棕櫚皮です。大量に仕入れた棕櫚皮を1枚ずつ手に取り、ざっとチェックしながら、どの種類の棕櫚皮箒の、何番目の玉(束)に使うべき皮か判断し、分類して…