今日は十日戎(とおかえびす)なので町内の神社で福笹(吉兆/きっきょう)をいただきました。 弟子の頃に毎年師匠とお参りした思い出がよみがえり1月10日は初心に返ります。 その後、本鬼毛の選別作業と毛ごしらえ。 仕入れたまま…

棕櫚の木の撞木(しゅもく)
棕櫚で出来ている物をご紹介します。お寺の鐘突き棒「撞木(しゅもく)」。撞木に使われる木は色々あると思いますが、皮を剥いた棕櫚の木の幹が使われていることも多いです。その理由をたずねたら「棕櫚の木の幹は真っ直ぐな繊維が集まっ…

足巻き-本鬼毛箒の玉作り
11玉本鬼毛長柄箒の小玉(しょうだま)。「足巻き(あしまき)」という部分。1本1本バラバラの本鬼毛に銅線を連続して硬く巻くことで、パーツとしての強度が格段に増します。各玉(束)と持ち手の柄(え)をガッチリ固定するための要…

棕櫚箒のコウガイ用の竹を切り出す
毎年冬になると山から竹を数本切り出します。今日は3年前から近所のお堂の敷地内で大きく成長していた竹を切らせてもらいました。切り出した竹は根元に近い部分だけを1~2年乾燥させ、棕櫚箒の持ち手の柄に通すコウガイ(太い竹串)作…

本鬼毛長柄箒の玉作り
11玉の本鬼毛長柄箒の小玉(しょうだま)製作途中。「玉」とは「束」のことで、「11玉長柄箒」は写真の小さな1玉の棕櫚箒が8つ、左右両端に1玉ずつ計2玉の大きな棕櫚箒(耳玉/みみだま)と、中央に持ち手の柄(え)が付いた大き…

日々の棕櫚箒製作風景をご紹介します
2017年は棕櫚箒製作中の写真を出来るだけ毎日掲載していきたいと思います。(この写真は2016年撮影)
